南スーダンのクーデター:数千人が死亡の可能性 2013,12,25

2011年、独立した南スーダンだが、今月に入り、現政権に対し反政府勢力がクーデターをおこして、内戦の様相になってきた。背景には複雑な民族紛争が関わっているもよう。

BBCによると、大量埋葬現場が少なくとも3個所みつかっており、すでに数千人が死亡した可能性があるという。国内難民は8万人にのぼる。

国連安全保障理事会は24日、南スーダンに駐留している国連平和維持軍を、倍に近い12500人に増強することで、全会一致で可決した。

<日本の自衛隊は撤退検討>

スーダンの国連軍には、日本の自衛隊も参加している。しかし、状況の悪化にともない、駐留が違憲になる可能性が出てきたため、撤退を検討中とのこと。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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