ヨルダンとの関係もすれすれ 2014.3.19

先週月曜、イスラエルとヨルダンの国境、アレンビーブリッジで、ヨルダンの裁判官が、イスラエル兵を襲って武器を奪おうとして射殺された件。

ヨルダン議会は、政府に対し、18日を期限として、イスラエル大使を送還、イスラエルとの和平条約破棄、イスラエルにヨルダン人テロリストを釈放するよう訴えていた。

先週末には、ヨルダン政府に対して、イスラエルとの和平を破棄するよう訴える1000人~2000人の反イスラエルデモも発生した。

これに対し、イスラエルのペレス大統領が正式に謝罪のメッセージを送り、ネタニヤフ首相もヨルダン王室へ”遺憾”を伝える電話をしたという。

ヨルダンのアブダラ国王は、「イスラエルとの平和は維持しなければならない。」と訴えた。また、18日火曜、議会で首相が「イスラエルとの関係は切ってはならない。」と伝えた。今のところ、それ以上の報道はない。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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