パレスチナ人の怒りと暴動・その後 2014.7.8

ムハンマドさん(16)を虐殺したとされるユダヤ人容疑者6人のうち、新たに3人が犯行を認めた。一人は精神鑑定に送られている。

ネタニヤフ首相に続き、ペレス大統領も、ムハンマドさんの家族に電話をし、イスラエル市民全体を代表するとして、犯行への怒りとともに、法による裁きを断行すると約束した。

今日も東エルサレムや西岸地区などで、パレスチナ人の投石などのデモが発生しているが、エルサレムでは、今のところ大きな暴動と衝突は伝えられていない。これまでの暴動で、パレスチナ人は220人が逮捕された。

北部のアラブ人地区では、主要道路から見えるところに、大きなナチスドイツの旗が掲げられているのが目撃されている。夜間にはイスラエル人車両への投石も続いているため、政府はユダヤ人はアラブ人居住区に近づかないよう指示している。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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