イスラエル軍は、6月11日(水)、ハンユニスで、あらたに拉致されていた人質2人の遺体を保護した。
一人は、キブツ・ニール・オズから拉致され、その後殺害されていたヤイール・ヤアコブさん(59)である。ヤイールさんは、イスラム聖戦に拘束されていたことから、殺害もイスラム聖戦と見られている。
ヤイールさんは、2023年10月7日のハマスの襲撃で、妻のメイラブ・タルさんとともに自宅から拉致された。
ヤイールさんの息子、オールさんとヤギルさんは、彼らの母親(ヤイールさんの前妻?)の家から拉致された。その後、タルさんと2人の息子は、2023年11月、最初の人質交換の際に解放されていた。
ヤギルさんは、父の遺体を保護したイスラエル軍に感謝を述べるとともに、兵士たちが傷つくことなく、まだ残されている人質が解放されることを希望すると語った。
もう一人の人質も同じキブツから拉致され、ガザで殺害されていた人である。家族には連絡されたとのことだが、まだ名前は公表されていない。
アメリカとエジプト、カタールを仲介とする、イスラエルとハマスの間接交渉は続いているが、結果は出ていない。今もガザにいる人質は53人。このうち、31人は死亡しており、20人は生存しているとみられている。
www.timesofisrael.com/bodies-of-yair-yaakov-second-slain-hostage-recovered-by-idf-from-khan-younis/