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ハマスはトランプ大統領の最後通告を一蹴
昨日、トランプ大統領が、ハマスに対して、人質を今すぐ全員解放するようにとの最後通告を表明した。
その直後、ハマスのオベイダ報道官は、これを一蹴し、「戦闘再開は人質の死を意味する」と警告した。
続いてハマスのカッセム報道官は、「トランプ大統領の最後通告は、イスラエルに交渉を継続させないようにしている。問題を複雑にするものだ」として、これを受け入れない姿勢を表明した。
また、ハマスは、ウィトコフ米中東特使とイスラエルが支持する第一段階延長案も否定し、あくまでも、人質を全員取り戻したいなら、第二段階(イスラエル完全撤退)への移行を主張すると発表した。
ザミール参謀総長が就任初日に攻撃計画を承認
ハマスが強気の姿勢を見せる中、再編成を続けて、戦闘の再開に備えている。イスラエル軍も、ガザにまだ人質がいる状態で、戦闘が再開になれば、これまで以上の困難が予想されている。
昨日、就任したばかりのザミール参謀総長は、その初日に、新しいガザでの攻撃計画を受け取り、これを承認したとのこと。