ガザ全域での戦闘が続けられる中、6月7日(土)、ハマスは、イスラエル人の人質、マタン・ザングーカーさん(25)が点滴を受けている写真を公開。
マタンさんは、イスラエル軍が包囲しているエリアにいるとして、「もし撤退しないなら、マタンさんが生きて帰国することはないだろう。
その血の責任は、イスラエル軍にある。これは最後通告だ。」と脅迫する写真を公開した。
マタンさんは、以前に、トンネルの暗闇の中で長い間閉じ込められ、しゃべることも食べることも拒否し、筋萎縮で震えがきている様子が伝えられていた人である。
人質家族の中でも代表的な存在である、マタンさんの母親エイナブさんは、このクリップが公開された土曜日、安息日明け恒例で行われているテルアビブでのデモに参加。
1000人以上が集まる中、「息子の心身と心が悪化しているのではないかと心配だ」と語っていた。
שוטרים דוחפים באלימות מפגינים מתנועת עומדים ביחד
07.06.2025 תל אביב pic.twitter.com/P1EZlII5XA
— אלימות ישראל (@Alimut_Israel) June 7, 2025
テルアビブでのデモは、停戦を訴えるデモであり、反政府でもある。
この日のデモでは、約400人が、イスラエル軍が3月18日に戦闘を再開して以来、死亡したと言われている、ガザの子供たちの写真を掲げて、追悼する様子も報告されていた。
石のひとりごと
ハマスの非人道的な意地の悪いを通り越す悪である。マタンさんは、今どうしているのだろうか。全能の主に助けを求めるしかない。イスラエル軍が、なんとか早く救出できるようにと思う。
ガザの子供たちが、死んでいることは否定しきれないだろう。しかし、イスラエルがこれを意図してやっているのでは絶対にない。
要するにハマスがいなければ、こんなことにはならなかったと思うと、ハマス、その背後にいる悪への怒り、苛立ちしかない。