ネタニヤフ首相「パレスチナ人にイスラエルとの和平の意思なし。」 2012.12.10

8日、ガザ地区で「イスラエルを認めない」と豪語したハマスのカリッド・マシャアルだが、9日にはガザのイスラム大学で講演し「ガザの人々に祝福あれ。バラク国防相を失脚させた(バラク国防相は雲の柱作戦の後、引退を発表)。次はネタニヤフ首相だ。」と過激な発言を続けた。

ネタニヤフ首相は、「これでハマスの本音がはっきりした。ハマスはイスラエルとの和平には全く興味がない。そのハマスの発言に沈黙を続け、さらにハマスと和解しようとしているアッバス議長(西岸地区パレスチナ自治政府)も同じだ。」と語った。和平はさらに遠のいたとYネットは伝えている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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