ニューヨーク、マンハッタンでは、親イスラエルデモが頻発する中、5月18日(日)、ユダヤ人コミュニティが、毎年行われている「5番街のイスラエル・デイ」マーチが行われた。
このマーチは1965年に、シオニストのユースたちが、イスラエル支援の目的で開始したマーチで、2011年からは、ニューヨークのユダヤ人コミュニティが、毎年開催している。
近年、ニューヨークでは、激しい親パレスチナデモや、ユダヤ人に対するヘイトクライムが激増しているが、今年も開催が決められた。
マーチには、ニューヨーク州知事のキャシー・ホウクル氏、ニューヨーク市長のエリック・アダムス氏など政治家たちも多数参加。
10月7日にハマスに殺害され、遺体がまだガザにあるイタイ・チェンさんの父親、ルビーさん、元人質のイラーナ・グリツスキーさんとその家族、まだ人質のままのマタン・アングレストさんの父親、ニムロッド・コーヘンさんの家族などを筆頭に、「彼らを帰らせろ」と叫びながら、5万人が、イスラエルの旗を掲げてマーチした。
人質フォーラムは、「アム・イスラエル・ハイ」と叫んでいた。マーチを見守る人の中にも、イスラエルの旗をかざして支持を表明する人たちもいた。
地元ユダヤ人ユースグループもマーチした。
ニューヨークの警察が、厳しい警備を行なっていたが、今年は、対抗する親パレスチナデモも発生せず、無事に終わっている。