懸念されているシリアの化学兵器だが、ドイツ系メディアによると、8月下旬に、シリアで化学兵器を搭載できるミサイルに空の弾頭をつけてテストしていたことがわかった。
テストにはイランと北朝鮮の技術者が同席していたという。イランはこの事実を認める発言をしている。なお、シリアは世界最大の化学兵器所有国で、国内20カ所以上にそれらを動かしたとの情報がある。
内戦続くシリアだが、国連の人権保護団体は、戦いががシリア人だけによるのではなく、外国からきたイスラム武装勢力(聖戦主義者など)らによってより複雑になってきていると報告した。反政府勢力だけでなく、アサド政権も外国の支援を受けて戦っているという図式である。
18ヶ月におよぶ内戦での死者はこれまでに23000人となった。