ガザ市民はホームレス:エジプトに釈放された凶悪テロリストは豪華ホテルを満喫中 2025.2.4

Resting in the rubble in Jabaliya on Friday after Israeli forces withdrew from the area.Credit...Mahmoud Issa/Reuters

ガザ避難民ホームレス:急遽テント20万針必要とハマス

ガザでは、停戦となったことを受けて、南部へ避難していた北部ガザ市民たち50万人以上が、大群衆となって、海岸沿いを歩いて北部の自宅地域へと戻っていった。しかし、そこにあったのは、自宅ではなく、瓦礫になった石ころばかりだった。

パレスチナ自治政府が発表したところによると、避難民は200万人に近く一時的な住居となるテントなどの費用だけでも65億ドルと見積もっている。再建には10-15年はかかるとみられる。

ハマスは、テント20万針、瓦礫を撤去し、その下にある1万体はあるとみられる遺体を掘り出すためにも、トレーラー6万台が緊急に必要と主張している。

ただ今後、ガザをだれがどう管理していくか、まだ決まっていないことから、エジプトやカタールなどは再建への支援はあると言っているが、まだ着工にはとりかかれないというのが現状である。

本日2月4日に行われる、トランプ大統領とネタニヤフ首相との会談で動きが出てくるかが注目される。

www.timesofisrael.com/hamas-says-hundreds-of-thousands-of-tents-trailers-needed-to-shelter-gazans/

エジプトに釈放された凶悪テロリストは豪華ホテルを満喫

以下Ynet 記事より

これまでに釈放されたパレスチナ囚人たちの多くは西岸地区や東エルサレム、ガザへ釈放されたが、特に凶悪で終身刑を何回も受けているようなテロリスト70人は、エジプトへ釈放された。

そのテロリストたちは、首都カイロでも一流として知られるアル・マッサ・ホテルで迎えられた。

エジプトは、この70人を、次にどこへ送るかの交渉にあたっているが、その間、この極悪犯たちは、この豪華なホテルでの生活を楽しんでいる。

中継地点とはいえ、豪華な客室、スパ、フィットネスセンタ

以下Ynet記事より

ー、映画館、無論、モスクもある。イスラエルの刑務所からすれば、まるで、いきなり、竜宮城状態である。

Ynetの記事は、この費用はいったい誰が負担しているのかと深い疑問で終わっている。

www.ynetnews.com/article/hjacaj0ukx

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。