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激戦ハンユニス:罠爆弾でイスラエル兵4人死亡
ガザでは、ギデオンの戦車作戦が続けられており、各地で激戦が続いている。
(photo credit: IDF SPOKESPERSON’S UNIT)
ハンユニスでは、6月4日(水)に、イスラエル軍が、人質2人の遺体を保護していたが、その2日後の6月6日(金)午前6時過ぎ、ハンユニス郊外の村、バニ・スヘイラで、トンネル入口やハマス関連施設が疑われる建物に、イスラエル軍部隊が入ったところ、仕掛けられていた罠の爆弾が爆発して、建物が崩壊。
中にいたイスラエル兵4人が死亡。5人が負傷した。1人は重傷である。死亡した4人のうち名前が公表されているのは、ヘン・グロス軍曹(33)、ヨアブ・レイバー軍曹(19)。
ガザでは、トンネル内は言うまでもなく、どこに罠となる爆弾が仕掛けられているかわからないという危険な状況になっている。
今回もなぜまんまと罠にひっかかったのか、イスラエル軍では調査するとともに、しっかり学習すると言っている。
同じ頃、ガザ市シャジャイヤでは、銃撃戦となり、イスラエル軍部隊が迫撃砲にさらされ、イスラエル兵1人が中等度の負傷を負っていた。
ハマスの軍事報道官は、「ギデオンの戦車」作戦をしかけてくるイスラエルに対し、我々は「ダビデの石」と投げつけていると表明。
また、「イスラエルの人々は、リーダーたちに、ハマス殲滅作戦をやめるよう、要求するしかない。やめないなら、もっと息子たちの棺桶を準備することになる」とも語った。
石のひとりごと
また4人もイスラエル人の若い、人生これからの男性たちがいなくなった。やりきれない。それでもイスラエル側のことを理解する者は少なく、世界はイスラエルを非難するばかりである。以下の聖書箇所の通りである。
主よ。あなたの道を私に教えてください。私を待ち伏せている者どもがおりますから、私を平らな小道に導いてください。私を、私の仇の意のままに、させないでください。偽りの証人どもが私に立ち向かい、暴言を吐いているのです。
ああ、私に、生ける者の地で主のいつくしみを見ることが信じられなかったなら—待ち望め、主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め、主を。(詩篇26:11-14)