イランのクリスチャンたちのために祈っているイスラエルのメシアニックジューたち 2025.6.18

メノー・カリシャー牧師

エルサレムの教会の様子

エルサレムアッセンブリー(ユダヤ人でイエス・キリストを救い主と信じている人々の教会)では、緊急事態となり、集会は禁止となったため、この土曜日は礼拝に集まることができなかった。礼拝はオンラインで行われた。

しかし、教会は常に開けており、祈りなど必要な人は来られるようにしているとのこと。

ホームフロント(軍国内担当)からの指示で、職場に行けない人も少なくないので、教会ファミリーとして、一人一人の必要やケアを行っているとのこと。

なお、この教会からも、メノー牧師の娘さん含め、若者たちが招集されて、従軍しているとのことである。

エルサレムからの祈り

この教会では、苦しんでいるイランのクリスチャンたちのために、心を込めて祈り続けているという。

イランには、すばらしいクリスチャンたちとその教会が多数ある。言うまでもなく、クリスチャン同士、政治的な問題はない。イランのクリスチャンたちは、イスラエルのために祈り続けているとメノー牧師は語る。

メノー牧師からの最初の祈りの要請が、イスラエルのことではく、イランのクリスチャンのためだったことに感動を覚えた。正直、イランのクリスチャンのことは、あまり考えてなかったからである。

続いて、メノー牧師は、今、主の御手の中で、今、地域の状況が明らかになっており、戦争が進む中で、中東全域の軍事と政治状況が、新たに形成されようとしている。その中で、聖書の約束が成就してく様子を目の前で見て励まされていると語る。

ガザでの戦争が続いており、多くの命が失われていることもあげている。人質を覚え、戦場にいる兵士たちを覚えてほしい。そして主のみこころによる平和がくるようにも祈っているとのこと。

エルサレムアッセンブリーのHP

jerusalemassembly.com/

報告には、詩篇46が添えられていた。涙せずこれは読めないと思う。

神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。

それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。セラ

川がある。その流れは、いと高き方の聖なる住まい、神の都を喜ばせる。神はそのまなかにいまし、その都はゆるがない。神は夜明け前にこれを助けられる。

国々は立ち騒ぎ、諸方の王国は揺らいだ。神が御声を発せられると、地は溶けた。7 万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらのとりでである。セラ

来て、主のみわざを見よ。主は地に荒廃をもたらされた。主は地の果てまでも戦いをやめさせ、弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれた。

「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」11 万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらのとりでである。セラ

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。