核問題で、イラン情勢が危機的になっている中、6月5日(木)ウオールストリートジャーナルが、イランが中国に対し、最大800発の弾道ミサイルを製造できるほどの過塩素酸アンモニウムなどの物資を、中国に発注していたことがわかった。
これらは、イランが使うだけでなく、イラクや、イエメンのフーシ派にも届けられるとみられている。
物資は、ここ数ヶ月の間に、イランに届くとみられる。なお、イランに中国から、爆発物系の物資が届くのは、これが初めてのことではない。
イランの港では大爆発が発生し、18人が死亡したことがあったが、その原因は、中国からの爆発物資だった。
2015年にイランと欧米国家(JCPOA)が締結した核合意では、こうした核ではない通常兵器については、規制がなかったことをイスラエルは警告していたのであった。