イラク第二の都市をアルカイダ系組織が占拠:50万人が避難 2014.6.11

イラク第二の都市モスル(人口200万人)をアルカイダ系のスンニ派武装勢力が攻撃、都市を占拠するに至った。モスルでは住民50万人が避難する事態になっている。BBCは、避難する人々の大渋滞が報じている。

このアルカイダは、ISISと呼ばれるジハーディスト(イスラム聖戦主義)グループで、イスラム帝国の立ち上げを目標としている。2013年にイラクで結成され、シリアの内戦を通じて強大化したグループである。

国連はじめ、欧米諸国はこうした動きを非常に深刻な事態とみている。今後の動きが懸念されている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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