イラクで、化学兵器テロ未然に発覚 2013.6.3

1日、バグダッドで、イラク軍が掃討作戦を行い、化学兵器を製造していた5人組を逮捕。サリンなどの毒物と共に、おもちゃの無線飛行機を押収した。5人は、アルカイダ系の組織の指令を受けて、テロの準備をしていたと自白している。

イラクでは2006年にもアルカイダが化学兵器を使用している。逮捕された5人によるとイラク国内だけでなく、海外でも使われる予定だったという。

シリアで、アサド政権が化学兵器を使用したと問題になっているが、反政府勢力にいるアルカイダも十分使う可能性があるということである。

イラクでは、ここしばらく、爆弾テロによる殺し合いがエスカレートしており、5月だけでイラク人1000人が死亡した。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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