イランからイスラエルへの継続的なミサイル攻撃が続く中、イスラエル軍は、イランへ激しい攻撃を、休みなく、断続的に続けている。過去8日の間にイスラエル空軍の攻撃回数は、1000回を超えた。
6月20日から21日にかけての夜には、戦闘機50機が、爆弾150個を、イラン各地、数十の地点で発射。イランの軍事施設やミサイル関連施設、ドローン発射施設などを破壊した。
空港では、停泊している戦闘機3機を攻撃、破壊する様子も伝えられている。
また、南部最大都市クムへも攻撃を行った際、10月7日のイスラエル襲撃に向けて、ハマスとイスラム聖戦への経済的支援を行って、武装強化を行ったとみられるIRGCの司令官、サイード・イザディが死亡。
IRGCで、パレスチナ組織への武器搬送を担当していたクッズ部隊のベフナム・シャフリアリも死亡した。
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さらに、イスラエル軍は、核施設イスファハンへも攻撃開始から2回目となる攻撃を実施した。今回も地上施設の破壊だったか、放射能漏れは確認されていない。
21日(土)午後には、イラク国境の町で、イランの主要な石油施設がある町、アフバズで巨大な爆発が報じられている。
イランからの報告によると、13日(金)以来のイランでの死者は、少なくとも400人以上、負傷者は3500人となっている。
こうした中、21日午前11時以降、22日0時時点(現地時間)で、イランからのミサイル発射が、13時間以上発生していない。IDFは、イランのミサイル能力弱体を示唆している。