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イスラエル人口1000万人突破:建国時の12倍(中央統計局)
第77回目の独立記念日における、イスラエルの人口は、昨年から13万5000人(1.4%)増えて、1010万人と、初めて1000万人を突破した。1948年の独立時の12倍にあたる。
このうち、77、6%にあたる約770万人がユダヤ人である。世界のユダヤ人人口の45%が、イスラエルに住んでいることになる。
続いて、20.9%にあたる約210万人はアラブ人(イスラム、クリスチャン、ドルーズ)で、2.5%にあたる約25万人はその他外国人となっている。
この1年で生まれた新生児は17万4000人。移住者は2万8000人。死者が5万人であった。
イスラエルは、18歳以下が27%、65歳上は13%と非常に若い国なので、今後も人口は増えるとみられる。また、イスラエル人で外国に住んでいる人は5万6000人で、海外からの移住者と、この人々が戻ってくる可能性もある。
www.timesofisrael.com/israeli-population-tops-10-million-for-1st-time/
第77回独立記念日関連イベント
大変な山火事で迎えた題77回目の独立記念日。記念式典自体はキャンセルリハーサルとなったため、リハーサルとして撮影された映像が、家庭に流された。
リハーサルとはいえ、ほぼ本番と同じである。オープニングの後、元人質のアガム・バーガーさんが、バイオリンでステージに立っている。
このイベントでは、ステージに灯火することがメインイベントである。灯火する人は、この1年の間、国に功績を残した人が選ばれ、大変な栄誉とされている。
通常は聖書的に12部族というように、重要な数である12人が選ばれるのだが、今年は、12人に絞りきれないとして、異例の35人が選ばれていた。このため、1つの灯火を3人ずつが担当する形になっていた。
その中には、元人質や、10月7日関係者が多数含まれている。しかし、元人質で、自分は生き残ったが、妻と娘を殺されたエリ・シャラビさんも含まれていたが、リハーサルには出ていなかったため、上記映像には記録されていない。エリさん以外にも、元人質で灯火に選ばれた人もいた。
5月1日(木)には、大統領官邸で、毎年恒例、昨年中に功績を上げたイスラエル軍関係者、120人を表彰するイベントが行われている。
www.israelnationalnews.com/news/407686
また、エルサレム市内では、今年も国際青年聖書クイズ大会が行われ、ネタニヤフ首相が出席した。