ハマスとイスラエルの交渉は、ドーハ、またカイロと場所を行き来しながら、続けられている。4月28日(月)、イスラエルは、エジプトを経由して提示されたハマスの案、すなわち、人質全員を解放する代わりに、5年間の停戦とするという案を拒否すると表明した。
人質は解放されるかもしれないが、5年間、ガザに手出しはしないという約束である。これはパレスチナでいう、“フドナ”(休戦)であり、その間に、戦力を回復するための一時停戦ということである。次なる戦争が、さらに大きなものになることは避けられないことは明らかである。
イスラエルは何度もこれで煮湯を飲まされてきたため、「パレスチナのフドナは受け入れない」と返答した。
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その後、ダーマー戦略大臣率いる交渉団は、ドーハへ一旦飛んだが、すぐに帰国している。交渉がまた頓挫したことを受けて、イスラエル軍は、ガザでの戦闘を強化拡大する準備に入っている。