人質への侮辱的な解放時のショー
人質解放に伴う侮辱的なショーが続いている。今回解放された、オメルさんは、解放時のショーの際、ハマス戦闘員の指示で、隣に立っているハマス戦闘員の頭にキスをさせられていた。
שימו לב
עומר שם טוב לא העניק נשיקה מרצונו החופשי והאמיתי למחבלים סביבו. שימו לב לסרטון – הצלם של הזרוע הצבאית של חמאס עולה לבמה ומחלק לעומר הוראות. רואים שברגע שעומר מקבל את ההוראה, החיוך יורד לו מן הפנים!
המפלצות מהלכים אימים על חטופינו עד השנייה האחרונה
חמאס מודע לסופו הגמור! pic.twitter.com/VermNVUlT1— Get Lost! (@or8getlost) February 22, 2025
さらに、今回は、まだガザにいる人質に、強制的に人質解放の侮辱的なショーを見学させ、それをプロパガンダ映像として、家族に送りつけるという、ありえない残酷で侮辱的な行為に出た。
シリ・ビバスさんだと言って、別人の遺体を送りつけ、その後で本人の遺体をあらためて送ってきたことも、ありえない侮辱である。
こうした流れを受けて、2月24日(日)、イスラエルは、数時間に及ぶ国家安全保障閣議の後、予定していたパレスチナ囚人602人の釈放を延期すると発表した。期限は無期限である。
釈放される予定だった囚人は、すでにバスにも乗せられていたが、独房などへ戻された。
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パレスチナ囚人の釈放は、次の人質が、侮辱的なショーなしに解放された後になると言っているが、次の予定として上がっているのは、27日(木)に第一段階の範囲での4人の遺体の返還である。
次に生きている人質の解放はまだ決まっていないので、次のパレスチナ囚人の釈放が、いつになるかはわからない。
第二段階の交渉については、まだ始まりもしていない。ハマスは、完全停戦とイスラエル軍の完全撤退を主張しているが、イスラエルは、ハマスを殲滅するつもりなので、合意に至ることは、困難、というより、およそ不可能というのが現状である。
イスラエル政府が、このことで求めているのは、残りの人質(遺体を含め)全員を一度に解放させるということのようである。現時点で、ガザには、まだこの遺体の4人を含め63人が残されており、27人は生きているとみられている。
全員を一度に解放させると言う方針には、野党も合意するとの声明を出している。
しかし、テルアビブでは、22日(土)、人質家族たちによる毎週のデモの中で、政府に対し、交渉は中断しないでほしいと訴えていた。
イスラエル閣議が、パレスチナ囚人の釈放を停止した背景には、今回釈放されるはずだったテロリストが、あまりにも凶悪であることから、人質奪還のために、支払いが高すぎるとの意見も出ていたこともあるかもしれない。
たとえば、ナエル・バルグーティは、イスラエルの刑務所で44年服役を言い渡されていたが、33年経過したところで、2011年のシャリート兵士との交換で釈放され、その3年後にはまた逮捕されていた。
16人が死亡し、150人が負傷したマハネイ・ヤフダの自爆テロ(1997年)に関与して、終身刑27回言い渡されているの極悪犯も含まれている。(以下当時の様子)
ハマスは、イスラエルが停戦協定に違反したと主張。ネタニヤフ首相は、囚人釈放を恋に先延ばしにしていると避難した。今後どうなるかは、見通しはまだ立っていない。