イスラエルがガザのハン・ユニスの病院空爆:10月7日関与の記者ら2人死亡 2025.5.13

IDF

エダンさんが解放された翌日、イスラエル軍は、ハン・ユニスにあるナセル病院を空爆した。ハマスが今も、一般市民を盾にして、拠点として使っていると主張している。

攻撃に先立ち、イスラエル軍は、市民を巻き込まないよう、様々な対策をとっていた。綿密な情報収集と、徹底的に焦点のあたった攻撃をするなどである。

この攻撃で、ハマスの指導者であるイシュマイル・バルホウマンと、10月7日に、AP通信の記者として、キブツ・ニール・オズでのハマスによる暴行を、ハマスとの協力で報道したパレスチナ人ジャーナリストのハッサン・エスライアが死亡した。

以下はエスライアとシンワル

www.jpost.com/israel-news/defense-news/article-853741

ドーハで交渉が始まるにあたり、このような攻撃をしたわけだが、これにより、イスラエルの攻撃準備は本気であり、ハマスはよく考えて早く決断せよとの圧力になると思われる。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。