先週、3月4日(火)アラブ連盟が、カイロでガザに関する緊急会議を行い、トランプ大統領の案とは違う、ガザ市民をガザから出すことなく復興する案を可決していた。
*エジプトのガザ復興案は以下の記事で確認のこと
mtolive.net/緊急アラブ諸国サミットがエジプトのガザ復興案/
その3日後の3月7日(金)、イスラム協力機構(OIC・加盟国57か国)が、サウジアラビアでこの件に関する緊急会議を開催し、こちらもガザ復興(530億ドル計上)に関するエジプト案を支持することで可決した。
www.timesofisrael.com/islamic-nations-adopt-arab-counter-to-trumps-gaza-takeover-plan/
これに続いて、3月8日(土)、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの外相が、共同でアラブ諸国によるガザ復興案を支持すると表明した。しかし、ハマスが統治してはならず、イスラエルにとって脅威になってもならないとも表明していた。
www.reuters.com/world/france-germany-italy-uk-back-arab-plan-gaza-reconstruction-2025-03-08/
<石のひとりごと>
アラブ諸国のガザ復興案については、だれが530億ドルをだすのかもわからず、結局何がどう変わるのかもわからない。トランプ案はかなり突飛だが、こちらも先はほとんど見えてないのではないだろうか。
ガザにいる人々はどっちがいいのだろうか。イスラエルをとりまく状況はどんどんカオスになっているようにみえる。